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初心者の10分チェス練習:1つのテーマに2回挑戦

練習を始めるのに、1局指し終える必要はありません。10分を取り、短いテーマを1つ選んで、自分で説明できるか試しましょう。ここではナイトのフォークを使った一通りの練習を紹介します。

学習机にアイボリーのナイト、青緑のキングとルーク、琥珀色の砂時計、白紙のノートが置かれている。
イメージイラストです。アプリのスクリーンショットではありません。
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始める前に用意するもの

実物のチェス盤か、盤面エディターを使います。この例題の局面は本ガイド用に作成したもので、Pawnpetalに収録された問題として紹介しているわけではありません。ナイトの動きにまだ慣れていない場合は、先に動かし方を学びましょう。

白から見て右手前が明るい色のマスになるように置きます。縦の列(ファイル)は白の左からa〜h、横の段(ランク)は白の手前から奥へ1〜8です。次の6つの駒だけを置き、白の手番から始めます。

  • 白:キングをg1、ナイトをg5、ポーンをa2に置きます。
  • 黒:キングをd8、ルークをh8、ポーンをa7に置きます。
  • ほかのマスはすべて空です。キャスリングの権利も、アンパサンで取れる駒もありません。
  • 対応する盤面エディターで使えるFEN(任意):3k3r/p7/8/6N1/8/8/P7/6K1 w - - 0 1
初期局面:白はキングg1、ナイトg5、ポーンa2。黒はキングd8、ルークh8、ポーンa7。白の手番です。
初期局面:白はキングg1、ナイトg5、ポーンa2。黒はキングd8、ルークh8、ポーンa7。白の手番です。 本ガイド用に作成した学習図です。アプリのスクリーンショットではありません。

0〜2分:テーマを言葉にする

フォークとは、1つの駒で2つの対象を同時に攻撃することです。黒のキングとルークを同時に攻撃できるナイトの手を探しましょう。

g1の白キングはチェックされていません。自分のキングの安全を保てるなら、攻撃の手を探せます。

飾り気のない机で、ナイトがキングとルークから離れて立ち、そばにノートと予備の駒のトレーがある。
フォークをイメージした配置で、ルール上有効なチェスの局面ではありません。正確な指し手は記事内の図を参照してください。 イメージイラストです。アプリのスクリーンショットではありません。

2〜5分:動かす前に先を読む

g5からナイトが移動できるマスをたどりましょう。候補となる各マスについて、移動後にどのマスを攻撃するか挙げてみます。答えを見る前に、まず自分でしっかり考えてください。

答えはNf7+です。ナイトがf7へ進み、d8のキングとh8のルークを攻撃します。ここでは国際的なSAN記法を使い、Nはナイト、+はチェックを表します。黒はチェックに対処しなければなりません。ナイトのチェックは、間に駒を置いて防ぐことができません。

合法な続きの一例は、1. Nf7+ Ke7 2. Nxh8です。黒キングがe7へ移動し、白がh8のルークを取ります。xは駒を取ることを表します。黒キングは攻撃されていないマスへ移り、白がルークを取った後も白キングは安全です。

このフォークでルークを取れます。ただし、それだけで対局の最終結果が決まるわけではありません。確認した局面からいえる範囲にとどめましょう。

1. Nf7+の後:f7の白ナイトがd8の黒キングとh8のルークを同時に攻撃しています。
1. Nf7+の後:f7の白ナイトがd8の黒キングとh8のルークを同時に攻撃しています。 本ガイド用に作成した学習図です。アプリのスクリーンショットではありません。
1...Ke7の後:黒キングがe7へ移動し、ルークはh8に残っています。
1...Ke7の後:黒キングがe7へ移動し、ルークはh8に残っています。 本ガイド用に作成した学習図です。アプリのスクリーンショットではありません。
2. Nxh8の後:白ナイトがh8の黒ルークを取ります。
2. Nxh8の後:白ナイトがh8の黒ルークを取ります。 本ガイド用に作成した学習図です。アプリのスクリーンショットではありません。

5〜8分:もう一度、説明を確かめる

6つの駒を最初の配置に戻し、答えを隠します。Nf7+に対して、1...Ke7の代わりに1...Kc7を試してください。それでもナイトはルークを取れますか? はい。2. Nxh8はこの場合も合法です。

「フォーク」という言葉を使わずに戦術を説明してみましょう。ナイトがキングとルークを攻撃し、黒はキングを安全にする必要があるため、次の手でルークを取れます。f7というマスだけを覚えるより役立つ理解です。

ナイトの横に砂時計、答えを隠した練習カード、白紙のノートが並んでいます。
イメージイラストです。アプリのスクリーンショットではありません。

8〜10分:次回の確認点を1つ残す

「なぜ相手の応手を限定できたのか」「実際の対局なら何を確認するか」の2つに答えを書きます。1つ目の答えは、チェックだったからです。2つ目では、ナイトがピンされていないか、相手がチェックを防ぎながらナイトを取れないかを確認します。

急いで1局指すのではなく、明日考える疑問を残して終えましょう。後日、別のフォークの局面を試し、駒の配置が変わっても同じ考え方に気づけるか確かめてください。

次の小さな一歩にアプリを使う

Pawnpetalのレッスンコースはルールや戦術を扱い、端末内のボット対戦はオフラインで利用できます。自分のレベルに合う関連レッスンを選びましょう。本ガイドは、Pawnpetalにこの例題そのものや、自由に局面を作れるエディターがあると述べるものではありません。

すでに指した対局を使いたい場合は、別の対局後レビューガイドを参照してください。この練習には、過去の棋譜、エンジン解析、レーティングの目標は必要ありません。

毎日10分練習すれば、必ずレーティングが上がりますか?

いいえ。これは練習の組み立て方の提案であり、上達を測定して示したものではありません。考え方を見抜き、合法手を自力で説明できるか確かめましょう。

10分を超えてしまったらどうすればよいですか?

区切りのよいところで止め、次回に続けましょう。ナイトの移動先をたどるのが難しいなら、戦術を急いで進める前に、その動きから練習してください。